僕のシコウ

僕のただの“嗜好”であり、同時に“至高”の“私考”。この“思考”は今はまだ“試行”中であるが、僕の“志向”に繋がっている。

上野のモリ

3/11、上野の森美術館で『VOCA展2017 現代美術の展望─新しい平面の作家たち』が始まりました。 VOCA展は、全国の美術館学芸員、ジャーナリスト、研究者などが40才以下の若手作家の推薦をして、その作家が平面作品の新作を出品するという方式により、全国各地…

人間関係のコスパ

インカレ哲学カフェサークルonecafe、第111回の活動「ギブアンドテイクだけが人間関係か」のまとめ&考察。 “市場経済という前提は、私たちの価値基準を交換関係の上に成立させた。私たちの行動は行動自体の効果と費用の利潤計算を軸にしている。他者との関わ…

人工知能のコイビト

以前から興味があった西千葉哲学カフェに参加してきた。西千葉哲学カフェは、大阪大学博士課程特任研究員で「Jポップで考える哲学 自分を問い直すための15曲 (講談社文庫)」の著者でもある戸谷洋志さんが主催している哲学カフェで、1ヶ月に1回の頻度で西千葉…

2人の画家を追うテンジカイ

昨年の秋、上野の東京都美術館で開かれたゴッホとゴーギャン展。二人の軌跡を手紙で追う独特な展示形式に多くの来場者が引き込まれた。 企画展は、画家の名前、時代、ジャンル、貯蔵する美術館のどれかをタイトルにつける。その中で、画家の名前を冠する展示…

アドラー心理学のシンリャク

血反吐を吐きながら読み切った…。 一度閉じたら次開くには相当のエネルギーが必要になるから、トイレに行くのも我慢して一気に読み切った、褒めてくれ…。大ヒットした“嫌われる勇気”の続編、“幸せになる勇気”。 嫌われる勇気を初めて読んだのは遥か昔のこと…

初めてのコジンカイサイ

今日、初めて個人で哲学カフェを開催しました。 参加者は僕を含めて6人。 ファシリテーションをしながら自分の意見を十分に言うには、丁度良い人数でした。 個人開催なら知り合いしか来てくれないだろうと踏んでいたのですが、蓋を開けてみたら半数以上は面…

新年のアイサツ

明けましておめでとうございます。僕は数多あるイベントの中でも正月が一番好きだ。イースター、七夕、ハロウィン、クリスマス、正月、バレンタイン。どう考えても一番多くの人が楽しんでいると思う。というよりも悲しんでいる人が少ないと言った方がいいか…

怒りのジュウヨウセイ

怒りという感情は、アドラー心理学で二次感情と位置付けられています。つまり、怒りの根底には一次感情(落胆・心配・悲しみ・寂しさ・傷つき)という別の感情がある。 僕は、漠然と怒ることが結構あります。怒るって言っても、イライラするとか、カンに触ると…

僕がFacebookで誕生日を非公開にしたワケ

SNSの普及のおかげで、毎年たくさんの人から誕生日をお祝いしてもらえる環境が整っている。 特にFacebookだ。毎日にFacebookから、『今日は〇〇さんと他友達△人が誕生日です』と通知が来る。それを見て日課のようにお祝いコメントをしている友達もたくさんい…

MENSAのコンシンカイ

MENSAの懇親会に参加してきました! 今までも例会には何回か参加してきましたが、60人規模の飲み会に参加するのは初めて。もちろん新規メンバーばかりではなくいわゆる00ナンバーを有する古株さんも参加する例会だったので、少し緊張していました。 今回のイ…

刑罰といじめのセンビキ

久々に哲学カフェサークルonecafeに参加してきました。 インカレ学生哲学カフェサークルonecafe on Strikingly 実は僕は昨年度までこのサークルの代表を務めていて、汗と涙と血を注いで育ててきたと言っても過言ではありません。 onecafeは日本初のインカレ…

君の名は、シン・ゴジラ

夏休みは毎年のように、超ヒットが期待される映画が上映される。 今年も、待望のリメイク作『ゴーストバスターズ』、ディズニー驚愕のCG映画『ジャングルブック』、人気シリーズ最新作『X-MEN:アポカリプス』など、錚々たるメンバーが揃っていた。その中でも…

人物画家のシンジョウ

僕の中で、現代芸術家の“森村泰昌”が怒涛のフィーバーモードだ。彼は、著名な画家の自画像に扮するセルフポートレイト写真で有名で、今日に至るまで一貫して「自画像的作品」をテーマに作品を作り続けている。 僕が彼の作品を初めて目にしたのは、大阪の国立…

約束のネバーランド

日本の漫画界で間違いなく一番人気の雑誌ジャンプ。ONE PIECEと共に黄金期を支えたNARUTOやBLEACHが立て続けに完結し、驚異的な人気を誇るHUNTER×HUNTERが無期限休載を発表した今、ジャンプは崖っぷちに立たされている。伝説が抜けた枠で試し打ちされる読み…

理想のオコヅカイセイド

「今日の放課後、ビリヤードいこうよ」「ごめん、今お金ないんだ。」 小さい頃から「お金ないから」という理由で、何かを諦めたり、何かを断られたりするのが苦手だった。 「お金ないから」という断り文句には、①価格に見合う価値を見出せない②魅力は感じる…

CGとリアリティー

いつもなら観た映画の感想は、Filmarks( https://filmarks.com/user/yuimmdgp )に記録するところだが、あまりに一本の映画を逸脱した思考に発展してしまったため、ブログに載せておく。 一昨日、ディズニーの実写映画『ジャングル・ブック』を映画館で観た。…

嫌われるダレノガレ

今や芸能界に溢れるハーフタレント。 持ち前のすらっとした体格と、堀の深い顔立ち。意識的にか無意識的にか海外に憧れて育ってきた日本人からすれば、本物の血が入ったハーフタレントは見栄えがいい。 モデル上がりで弁がたてば、バラエティ番組にも引っ張…

ロバートルールのユウヨウセイ

先日、メンサの公式例会に参加した。「ロバートルールを学ぶ会」という、JMでは少し珍しい勉強会形式の例会だった。 そもそも、ロバートルールとは、会議中の無駄な時間を徹底的に取り去ることに主眼を置いた議事進行法で、現在では国連や各種国際会議をはじ…

普通のイチ

普通になりたい。 普通になりたくない。 普通はこうするでしょ。普通に考えたらそんなことしない。 人は、あたかも普通を知っているかのように、普通が決まっているかのように、日常的な会話をしている。 一般的に普通だと思われていることは、本当に普通な…

血液型とセイカク

血液型から性格を判断する話は、好き嫌いが分かれる。 血液型による性格判断を嫌う人は、「全人類を4種類に分けただけでうまく特徴を見出すことは不可能だ」を常套文句にしている。しかしながら、全人類をさらに少ない2種類に分けただけの“男女あるある”は、…

夏休みのイギ

8月に入って、完全に夏休みムード。焼き付けるような日差し、絵画のように立体的な雲、騒がしいセミの声。名だたる夏の風物詩にも負けずに、僕に夏を感じさせるのは、朝から元気な子供たちだ。学校が休みだから、はりきって朝から騒いでいる。 日本の小学校…

都知事選のカンソウ

都知事選の決着がついた。思ったことをダラダラ書いていたら、こんな量に。 まず、僕は舛添さんが辞めること自体に賛成ではなかった。政治とカネの問題などと言われているが、東京の知事というVIP席に座る人が贅沢をしていない方が心配になる。都知事になれ…

IQ差20以内のカクリツ

先日、メンサの飲み会に参加したとき、 ある会員さんたちが、「やっぱりメンサ会員同士だと話が合いますね」「IQが20離れると会話が成り立たないって話がありますし」「まぁでも、下手したらメンサの中の方がIQ格差は大きいんじゃない?」という内容を話して…

無法地帯のタブー

障害者施設殺傷事件。世間にかなりの衝撃を与えた。この事件で45人が襲われ、19人が亡くなられた。その内容を聞くだけで居た堪れない気持ちになる事件だ。 しかし、容疑者が衆議院議長に渡そうとし手紙を見て、ただ単に容疑者が頭がおかしいと一言で片付…

アイドルのキョリカン

7/9、西千葉で『アイドル』をテーマにした哲学カフェがあった。テーマにも主催者さんにも興味があっただけに、参加できなかったことが残念だったので、自分なりの考えを整理しておく。 近年のAKBの台頭に伴ってアイドル戦国期に入り、アイドルの位置づけが変…

フレッシュコンサートのカンソウ

コール・クライネスのフレッシュコンサートに行ってきました。 クライネスがこの時期に外部に向けて演奏をするのはかなり久しぶりで、新陳代謝が良い大学サークルからすれば、引き継ぎが使えないまるっきり新しい企画に近い感覚で運営したのではないでしょう…

キャラのコウカ

グループ内ではよくキャラ付けが行われる。リーダーキャラ、参謀キャラ、お笑いキャラ、天然キャラ、マスコットキャラ、秀才キャラなど。 キャラ付けは自然に行われるため、大抵の人は抵抗をしない。それどころか、自分からそのキャラらしい行いをする。そう…

高知能集団のブランドリョク

高知能集団MENSAって知ってますか? 人口上位2%の知能指数 (IQ) を有する者の交流を主たる目的とした団体で、高IQ団体としては最も長い歴史を持つらしいです。会員数は全世界で約12万人。日本でも1800人。 実は、僕も会員になりました。 一応誰でも入れるわ…

美のドーピング

クラックビー玉。 クラック、つまりひび割れが入っているビー玉だ。 小さい頃、児童館でよく作った。 熱してから、急に冷やす。 たったそれだけで元々綺麗なビー玉が、さらにキラキラ光り輝く。 不規則に入ったひびに光が乱反射する。 ただし、ひびが入って…

授業のサイゴ

今、小学校で使っていた算数の教科書を見れば、 さすがに嘘言ってるだろと思う部分がたくさん見つかるだろう。 つまり、理解が深くなればケチをつけられるようになるわけだ。 鵜呑みにしていられるときは、まだまだ理解しきれていない。 授業の最後に教授が…