やる気と能力
仕事を誰かに任せるとき、やる能力はないけどやりたいやつAと、その仕事をやりたくはないけど能力があるやつB、どちらに任せるのが良いのか。グループワークだったり、サークルだったり、バイトだったり、よくぶち当たる問題だと思う。
「そんなの場合によるよ」と言われそう。確かにAがどの程度できるかや、Bがどの程度やりたいかによってもどちらを選ぶかが変わるだろう。
それも含めて、やる気と能力どちらにより重みをつけるか。
ぼくは断然やる気推し。なぜなら、やる気があれば能力は身につくものだが、能力があってもやる気は湧いてこないからだ。
いや待てよ。それはおかしい。
人間は自分が得意なもの=好きなものであることが多い。もちろん、好きなものにはやる気が備わっているはずである。
いやいや、だからこそ、現時点で能力があるのにやる気がないのであれば、今更上がる確率はかなり低い。
つまり、能力があっても今やる気がなければ、今後湧いてこないだろう。
てか、やる気があって能力もあればそいつに決定だよ、うん。
能力があってもやる気がないやつに任せれば、100点の出来を出してくる可能性は高いが、それを超える出来のものを作ってくる可能性はゼロだ。だが、やる気、モチベーションがあれば、その仕事の出来は100点を超える可能性がある。ただし、手取り足取り色々教えてやらなければならない。それが不十分であれば、40点のものを出してくる可能性もある。
そうであっても、ぼくはAを選ぶ。
僕には、その仕事のやり方を教えるやる気があるから。