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僕のシコウ

僕のただの“嗜好”であり、同時に“至高”の“私考”。この“思考”は今はまだ“試行”中であるが、僕の“志向”に繋がっている。

無法地帯のタブー

障害者施設殺傷事件。
世間にかなりの衝撃を与えた。
この事件で45人が襲われ、19人が亡くなられた。
その内容を聞くだけで居た堪れない気持ちになる事件だ。

 

しかし、容疑者が衆議院議長に渡そうとし手紙を見て、
ただ単に容疑者が頭がおかしいと一言で片付けられるような事件ではないと感じた。(以下一部抜粋)

 

“常軌を逸する発言であることは重々理解しております。しかし、保護者の疲れきった表情、施設で働いている職員の生気の欠けた瞳、日本国と世界の為と思い、居ても立っても居られずに本日行動に移した次第であります。

 理由は世界経済の活性化、本格的な第三次世界大戦を未然に防ぐことができるかもしれないと考えたからです。

 私の目標は重複障害者の方が家庭内での生活、及び社会的活動が極めて困難な場合、保護者の同意を得て安楽死できる世界です。

 重複障害者に対する命のあり方は未だに答えが見つかっていない所だと考えました。障害者は不幸を作ることしかできません。

 今こそ革命を行い、全人類の為に必要不可欠である辛い決断をする時だと考えます。日本国が大きな第一歩を踏み出すのです。”

 

刺青をいれた大麻使用者の虚言かのように捉えられているこの手紙。
僕には全てが嘘だとは思えない。

 

もちろん、今の世の中においては表向きとして完全に否定されるべき内容ではあるが、部分的になら賛成する人も少なくないと思う。
そういう人がネット社会と言われる今ですら、全く出てこない状況がそれはそれで狂気じみている気がする。

匿名ならなんでも言えるはずなのに。

こんな無法地帯にもタブーが存在するようだ。

 

障害者自身、保護者、施設の職員を取り巻く環境をもう一度見直さないといけない。
また、障害者と結びつけるのはどう考えても変だが、安楽死も目を背けられなくなってきている議題であることに変わりないだろう。