飲み会の法則
飲み会が開かれるのはどういう時だろうか。
たぶん、時期が確定していて慣習化しているものが多いのではないだろうか。
例えば、打ち上げ、忘年会、新年会。
それが行われるのは、大きいコミュニティーが多いとおもう。
例えば、会社やバイト先、サークル。そのような場合は、もはや誰が企画・幹事するかがシステマティックに決まっているのが普通だろう。
言ってしまえば、いったい誰がやりたくてこの飲み会が開かれているのかもわからないことがほとんどだ。
幹事をやるはずの人が言い出さなければ、誰も気づかずにやらないことになるかもしれない。
では、それに比べて慣例化されていない小さなグループ、ただの仲良しグループではどうだろう。
飲み会やらない?といえば、みんな、いいね!と言って誘われて断ることはない。
最低限のやる気はみんな持っている。
ただし、最初に言い出す人がいなければ、飲み会は開かれない。
その人が一人いるかいないかが飲み会の開催に直結する。
その人は、みんなと飲むためなら、面倒臭い予定調査、店の予約も厭わないほどのエネルギーを持っていないといけない。
ここで言いたいのは、飲み会に限らず、全員がそれなりにやる気があっても、だれか一人がかなり高いレベルのやる気を持っていなければイベントは発生しないということ。
もちろんイベントがあるかないかで、そのグループの充実度は変わってくる。
グループや団体のやる気を平均で計ると、実体の充実度とはうまくかみ合わないだろう。平均は二の次だと思う。
やる気のない奴のために、その分もエネルギーを出さなければならないのは本当にしんどいことだ。そういう意味ではやはり平均も大事だが、やはり一番やる気あるやつ単独のレベルにかなり左右されるだろう。