普通のイチ
普通になりたい。
普通になりたくない。
普通はこうするでしょ。
普通に考えたらそんなことしない。
人は、あたかも普通を知っているかのように、
普通が決まっているかのように、
日常的な会話をしている。
一般的に普通だと思われていることは、本当に普通なのだろうか。
どう考えても普通ではないが、普通だとされておくべきこともあるだろう。
認識しているかどうかにかかわらず、
対象となる人全員の平均。
それが本当の普通の定義だとすれば、
普通の人が一人いなくなったとこで、普通は変わらない。
普通の人が、誰かに影響を与えるのは難しい。
僕は人に影響を与えることで自分の存在意義を感じるから、普通ではいられない。
そのためにも、普通とはなんなのか、できるだけ高い精度で知りたい。
普通を知ることは、自分も含め人の価値観の位置を把握するためにどうしても必要で、
一番精度が求められる行程。