教育者としての責任
自分の子供が、高層ビルの屋上から飛び降りてみたい!と言ったら、どうするか。
当たり前のように止めるだろう。
仰々しく言えば、子供のやりたいことを大人の権限で止めるわけだ。
しかしながら、今はのびのびと教育する方針が誉めたたえられている時代だ。
「お前のやりたいことをしなさい」とは、The 父親に言ってもらいたいセリフである。
親や教師だけではなく未熟な者に接するすべての教育者は、対象の相手よりも先をみる能力に長けているべきだ。
どこまでをその者に実感させ、好きに動かせるのか。その範囲を決めるのは中々難しい。
人間は選択権を持っていると満足度が上がるらしいから、欲を言えば相手に気づかれずに良いと思われる方向に誘導するべきだ。
自分に自信があればの話だが。