僕のシコウ

僕のただの“嗜好”であり、同時に“至高”の“私考”。この“思考”は今はまだ“試行”中であるが、僕の“志向”に繋がっている。

2018-05-01から1ヶ月間の記事一覧

哲学カフェのリソウ

哲学カフェ。25年前のパリで始まったこの活動は、日本でも東日本大地震を機に加速度的に広まっている。今では週末になると東京近郊なら必ず5つくらいは開催されているような状況だ。今となっては、哲学カフェの内容は団体によってかなりの差がある。多様化す…

哲学カフェを運営している人たちへ

僕は哲学カフェ巡りが趣味のひとつだ。3年前に初めて参加して以来、首都圏の様々な団体の哲学カフェに合計150回近くもお邪魔している。自分でも日本で初のインカレ哲学カフェサークルを設立し運営していたことがある。そうした中で、運営陣と話す機会がある…

3.3のシツモン

「33の質問」という1986年に出版された本がある。詩人の谷川俊太郎が色々な人達に33個の質問をして回答してもらうというシンプルな企画をまとめた内容になっている。東京オペラシティで開催していた谷川俊太郎展では、その現代版として33の質問から選ばれた3…

「君の名前で僕を呼んで」のイミ

君の名前で僕を呼んで、僕は僕の名前で君を呼ぶ。初めて体を重ねたときにそんなことを囁かれたら、え?なんて言ったの?って聞き返してしまうと思う。どんなプレイなんだよって。映画「君の名前で僕を呼んで」は第90回アカデミー賞で4部門にノミネート、そし…

彫刻のユラギ

芸術としてのヌードは、人間にとって身体という最も身近なテーマであると同時に、人間の内面を映し出す鏡という永遠のテーマだ。横浜美術館でヌード展と題した展示会が開かれている。西洋近現代美術における裸体表現の変遷に焦点をあてた斬新な展示会で、僕…

加速するシコウ

手持ちの問い。いつ何時でも頭の机に広げてある。そうやってアンテナを張っておけば、何気ない日常に隠れたヒントも見落とさなくて済むかもしれないから。時には、そのちょっとしたヒントが怖いぐらいに繋がっていって、思いもしなかった考えに至ることがあ…