理解と共感
人間生きていれば、自分の意見を人に説明する場面が多々有るだろう。
人間が人の意見に同調するまでには、二つの段階が存在する。それは、理解の段階と共感の段階だ。
まずは理解の段階だ。
相手に理解してもらうために必要なのは論理性である。なぜとどうして、目的と手段の階層構造が基本となるロジカルシンキングを基盤に考えれば良い。
ここで 理解してもらうことは、すべての主張に対して可能であることを忘れてはならない。
次に共感の段階だ。相手がこちらの意見を理解してくれたのなら、それに賛同するのか反対するのかは、相手の価値観によって決定される。つまり、あまり手出しをすることではない。
といっても、反対の基本的な理由は、共感してもらう前に理解を得られていないということ。だからこそ、理解をしてもらうための努力を怠ってはいけない。
もちろん正しく理解せずして、本当の共感は得られない。
つまり、共感の段階よりも理解の段階のスキルを高めることが、コミュニケーションを円滑にする早道なのだ。