時間のバイバイ
自分が忙しいときに身近な人が暇そうにしていれば、時間を僕にくれと思う。
そんなことできないとわかっていながら、皮肉を込めて口に出す。
しかし、バイトをしながら、「今、完全に時間を売ってるわ」と感じることがある。
僕が時間を売っているなら、誰かが買っていることになる。
つまり、時間の売り買いが成り立っているんだ。
他の人に自分のことをやってもらう。
家政婦はもちろんそうだし、外食もそういう側面を持つ。
それどころか、仕事は大概そうだろう。
いつか時間が買えるときがくる?
もう来てるよ、ずっと前から。