アイドルのキョリカン
7/9、西千葉で『アイドル』をテーマにした哲学カフェがあった。
テーマにも主催者さんにも興味があっただけに、参加できなかったことが残念だったので、自分なりの考えを整理しておく。
近年のAKBの台頭に伴ってアイドル戦国期に入り、アイドルの位置づけが変わってきていると思う。
どうやっても手が届かないスターから、クラスの三番目にかわいい子というコンセプトまで急に距離感を詰めてきている。
今のアイドルとは1000円のCDを買えば握手できるが、クラスの好きな子とはそうはいかない。
つまり、日常生活にアイドルが実体として介入してきている。
物理的な距離も近くなったため、刺傷事件が相次いでいることも気になる。
握手はできるけど、リプは返してくれない、プレゼントも使ってくれない。
確かに変な距離感だと思う。
先日行われたAKB総選挙では、指原が史上初の2連覇をした。
恋愛禁止のルールを破ったファン食いが一番人気がある。
ファン食いをしたのに一位なのか、ファン食いをしたから一位なのか。かなり怪しいところだろう。
総選挙は順位発表後のコメントがおもしろい。
毎回、何個か名言が生まれている。
特に上位ランカーはコメントもさすがだ。
・私のことは嫌いでも、AKBは嫌いにならないでください!
・もう背中を押してくださいとは言いません。ついてきてください。
・この景色をもう一度見たかった。
・絶対にAKB48は壊しません!
印象に残っている人も多いとはずだ。
意外とAKBが好きなんだと思われたかもしれない。
ライブに行ったこともないし、ツイッターもフォローしていないから、いわゆるファンではない。
ただAKBという組織や今のアイドル界には興味がある。
みるきーの卒業にダメージ受けた。