IQ差20以内のカクリツ
先日、メンサの飲み会に参加したとき、
ある会員さんたちが、
「やっぱりメンサ会員同士だと話が合いますね」
「IQが20離れると会話が成り立たないって話がありますし」
「まぁでも、下手したらメンサの中の方がIQ格差は大きいんじゃない?」
という内容を話していました。
さすがにそれはないだろと直感的に思いましたが、どれぐらい間違っているのか調べてみました。
メンサの合格基準の上位2%というのは、IQ130〜31(標準偏差15)に相当します。
合格基準ギリギリだった会員(IQ130)を仮定すると、
その人がIQ差が20以内の人(IQ110〜150)に巷で出くわすパーセントは25.15%。
4人に1人しか、ストレスを感じずに会話ができないらしい。
それに比べ、メンサ内でIQ差が20以内の人(IQ130〜150)に当たるパーセントは、98.12%。
つまりコストがあまりかからないでコミュニケーションを取れる確率は、3.9倍になる。
同様に計算していくと、
IQ150の人がメンサ内でIQ差が20以内の人に当たるパーセントは、
99.9932%で最大になり、確率も43.56倍になる。
それ以上のIQでは、メンサ内でIQ差が20以内の人に当たるパーセントは下がっていき、倍率は維持される。
まぁ結局、IQ差が20以内の人に会うためにメンサに入会することはかなり有効な手段だということです。
とはいうものの、
僕の考えでは、
どんな人にでもレベルを合わせて会話できる人が“本当に頭の良い人”です。
そういう人間になれるように頑張ります。