僕のシコウ

僕のただの“嗜好”であり、同時に“至高”の“私考”。この“思考”は今はまだ“試行”中であるが、僕の“志向”に繋がっている。

長所短所のミツケカタ

あなたの長所と短所はなんですかと聞かれても、 パッと答えられない人が多いだろう。 まずは、何においての長所と短所を聞かれているのかを確認する。 そして、それに対する理想を考える。 自分の特性の中で、その理想にプラスの影響を与えるものが長所で、 …

人見知りのオサナサ

「この子、人見知りなのよ。ごめんなさいね。」 お客さんが来たときに、母親の後ろに隠れる子供の姿が目に浮かぶ。 人見知りとは本来、子供が知らない人を見て恥ずかしがったり嫌がったりすることであり、大人に対して使われるようになったのはごく最近のよ…

期待のコウヨウ

人に期待してるから、返ってこなかったときにがっかりする? 最初から期待しなければ、がっかりしなくて済む? 確かにその理論は筋が通っているけれど、僕はそんなつまらない世界にいたいとは思わない。 そう思ってしまう経験しかない人がかわいそうだ。 期…

好意のサイゲンリツ

なんでそんなに好意を寄せてくるのかわからない人は、誰のことでもすぐに好きになれるんだろうなと思ってしまう。— 唯一のゆいくん (@ii2orue) 2015年10月18日 2015/10/18の僕のツイート。 そう思う根本には、自分の自信の無さがある。 自信があれば、好かれ…

空のキオク

初めて空を見たときを覚えてる? 綺麗だったはずなのに、遠くまで見えていたはずなのに、 全く覚えていない。 何が汚くて、何が綺麗なのか、基準がなかったんだ。 空を綺麗だと思うようになったのは、つい最近な気がする。 汚いものを見すぎたのかな。

四角のウチュウ

薄暗くて四角い宇宙。 時間という概念がありそうで、なくて、ある。 四角い太陽は僕の手の中にある。光らせてるのは僕の指。自動では中々光らない。 僕の意識があるときは太陽が輝き、 意識がなくなれば2分で陰る。 この世界では、僕が神。

時間のバイバイ

自分が忙しいときに身近な人が暇そうにしていれば、時間を僕にくれと思う。 そんなことできないとわかっていながら、皮肉を込めて口に出す。 しかし、バイトをしながら、「今、完全に時間を売ってるわ」と感じることがある。僕が時間を売っているなら、誰か…

極悪人のマイペース

マイペースな人って、おっとりしてるとか優しそうなイメージありません? でも、マイペースって“自分の速さ”ってことじゃないよね。 周りに比べて遅いやつのこと。早いやつのことは言わない。 だって、早く進めてくれる分にはあまり困ることがないから。 遅…

純白のアコガレ

休日の朝、白い布団の上でコーヒーを飲む。マグカップを布団の上に置く。 危ない?何が?こぼれたら、確かに汚れるね。 単に君が勝手に純白に憧れを持ってるだけで、持ってる側からすればそんなこといちいち意識しないよ。白いことに価値を見出していない。 …

必須のピース

1ピースでもなかったら、パズルの絵は完成しない。なんて言うけれど、1つくらいなくたってだいたい予想できる。 むしろ、実際より綺麗な絵が目に浮かぶはずだ。マスクやサングラスをしている人の顔を、本物よりも見栄え良く補完してしまうのと同じで。 だ…

人工知能のシンカ

5/15 21:00〜NHKで流れた『天使か悪魔か 羽生善治 人工知能を探る』は、今年に入ってから一番揺さぶられたテレビ番組だった。 今年3月、韓国のプロ囲碁棋士が人工知能「Alpha碁」に完敗した。 チェス(10の120乗)、将棋(10の220乗)に比べても、かなり手筋が多…

表参道のテスリ

知名度がなんとも言えないシンガーソングライターの音を耳に突っ込んで、 久々に表参道をあるく。歌詞が染み渡るわけでもなく、何を見るわけでもなく、 無心に表参道をあるく。 過度に着飾ったウィンドウガラスの中には、どうしても焦点が合わない。 表参道…

生命力のリッタイカン

何年も同じ場所に固定された海の中を眺める。 色とりどりの熱帯魚が狭い距離を行き来している。 薄っぺらい魚と分厚い魚。 大きさより厚さが生物としての生命力を物語るように感じた。 可愛がる要素にもなりやすい。 立体感は気持ち悪さも助長する。 “本物っ…

手書きのモジ

手書きの文字は捨て難い。 自分の字でさえ、基本的には捨てられない。捨てられる文字と捨てられない文字は潜在的に分かれる。捨てられるだろう字はすぐに捨てるし、捨てられないだろう字は一生捨てたくない。 もちろん、ハガキも手紙も色紙も捨てられない。…

泥棒のキブン

終電よりも2本早い電車。 最寄り駅から家とは逆側に少し歩く。 この時間にやってるラーメン屋はここぐらい。 客は僕だけで、店員も終電ラッシュの前にひと休憩している。 あえて看板メニューではないエビワンタンメン。 いい意味で、可もなく不可もない。 店…

ある種のツヨサ

凹まない自分に凹む。 凹まないって、ある種の強さなのかもしれないけど、失敗に感情が産まれないのは、それはそれでダメな気がする。 『やりたいことをやってないんだろうな。だって、やりたいことを失敗したら、普通ダメージ受けるもんでしょ。』 いや、そ…

深夜工事のバルーンライト

赤黒い太陽みたいにギラギラ光ってたら、近くにあるものすべてを焼き尽くしてしまう。 叔母さんの指輪みたいにキラキラ光ってたら、いつまでも目が離せない。 カーテンの隙間から入ってくる車のライトみたいにチカチカ光ってたら、鬱陶しい。 洗いたてのシン…

自己破壊のショウドウ

とても上手くいっているときに、急に捨てたくなる。 大切な宝物が、急に汚らしいゴミになったわけじゃない。 大切だから捨てたいんだ。 自分がこんなに価値のあるものを持っていいほどの人間じゃないとも思わないし、 幸せになっていい人間じゃないとも思わ…

視点のモンダイ

留まっているようで動いている。人間が一定の場所に留まるのは無理だ。 生きていたら頑張らなくても刺激がこちらに歩いてくる。そして、人間は与えられた刺激に条件反射をしてしまうもの。 動いているのに動いていないように見えるなら、それは観測する視点…

目の前のコップ

目の前に水の入ったコップがある。 自分の手を使って持ち上げることは簡単だ。 しかし、他の人にこの行動をさせるのは難しい。 「コップ持ち上げて!」と言っても、「なんで?」と言われるだろう。 人間は行動を起こすのに理由がいる。 動機を生み出す必要が…

本当のレイギ

何か誘った場合、断られるときなら、 「今日は予定があって行けません。また今度誘ってください!」 その日、たまたま予定が空いていて会ったとしても、 「今日は楽しかったです。また今度誘ってください!」 やたらと言われる。また今度誘ってくださいって…

人間のレベル

残念なことに人間にはレベルが存在する。 レベルを測る観点は基本的に三つある。 このように、経験したことが学びに昇華する確率を学習率と定義することとする (鈴木先生より抜粋 )。 人間のレベルを測る指標としてを使うのは、客観的事実を見るだけで一番簡…

意志のソツウ

いつからか趣向品扱いなんだ。 見栄えがいいから、窮屈で酸素の薄いワイングラスに入れられる。 意思の疎通なんて出来てない。 美しさしか受け取る気がないんだから。 苦しさも必死さも、美しさに変わって伝わる。 体からにじみ出る毒でグラスをいっぱいにし…

唯一のソンザイ

自分は何のために生まれてきたのか。 誰しもが意識したことがある一番大きな問いではないだろうか。 自分の存在意義を持っていれば生きていくのが楽になると直感的に思う。 本当はそんなものなんてないのかもしれないが、生きている意味なら後付けでも素晴ら…

社会のハグルマ

塾講師、家庭教師、ライター。 僕が今までやってきたアルバイトは、あまりお客様にへりくだった態度を取る必要がないものだった。おまけに民度も高い。 しかし、この世の中では不当な扱いを受けずに生きていくのは至難の技だ。きたる社会の暴風雨に備えて、…

哲学はメガネ

哲学はメガネだ。ボンヤリしていた輪郭がハッキリと捉えられるようになる。(実際には、そのつもりになっているだけかもしれないが、)生活にとても役立つ。 しかし、人間の目は見えすぎると疲れるものだ。度が合わないメガネをかけて渋谷を歩いたら、すぐに酔…

シコウって。

僕のただの“嗜好”であり、同時に“至高”の“私考”だ。この“思考”は今はまだ“試行”中であるが、僕の“志向”に繋がっている。 まさにこのブログは、『僕のシコウ』だ。 ※報告※ 特に理由もないけど、ツイッターにリンクを貼ることにしました。 たぶんもう少し日常…

価値観をファッションとして楽しむ

近年の多様性を重んじる風潮は、優しさという暴力だとも感じる。 自由度が高すぎるがために、自分の価値観をすべて細かく取捨選択していかなくてはならない。 それが楽しいと感じる者もいれば、億劫だという者もいるだろう。 それはまさにファッションが好き…

理由の見当たらない愛

甘やかす。それは、論理的に考えるより良い扱いをしてもらうことだ。 僕は、皆と同じように甘やかされたいと思うのと同時に、甘やかされるのが強いとも思う。 なぜ甘やかしてもらえているのか、その理由もわからないままに優しくされるのは本当に怖い。 もし…

教育者としての責任

自分の子供が、高層ビルの屋上から飛び降りてみたい!と言ったら、どうするか。 当たり前のように止めるだろう。 仰々しく言えば、子供のやりたいことを大人の権限で止めるわけだ。 しかしながら、今はのびのびと教育する方針が誉めたたえられている時代だ。…